構造モデルは、意匠モデル図に対する部材の配置と計算条件にある[構造モデル化条件]を元に作成します。
表示切替え機能は、解析モデルが設計者の意図する構造モデルとなっているかを確認する機能です。
指定により、線材置換した構造モデルの背景を切替えることができます。
『意匠プラン』:意匠モデル図を表示します。
『構造プラン』:構造モデル図を表示します。
【操作】
構造モデル図を表示し、画面右上の『意匠プラン/構造プランの切り換え』欄より切り換えます。
構造モデル図の『意匠プラン』と『構造プラン』の違いを教えてください。 [文書番号 : NBUS00051] 概要
構造モデル図の表示機能についてご紹介します。 回答
構造モデルは、意匠モデル図に対する部材の配置と計算条件にある[構造モデル化条件]を元に作成します。 表示切替え機能は、解析モデルが設計者の意図する構造モデルとなっているかを確認する機能です。 指定により、線材置換した構造モデルの背景を切替えることができます。 『意匠プラン』:意匠モデル図を表示します。 『構造プラン』:構造モデル図を表示します。 【操作】 構造モデル図を表示し、画面右上の『意匠プラン/構造プランの切り換え』欄より切り換えます。 解説
『意匠プラン』 意匠モデルの入力および構造モデル化条件に対し、構造心(構造スパン)および構造階高の構造モデルが設定されているかを確認します。 『構造プラン』 雑壁や特殊荷重の計算上の載荷位置を確認します。荷重計算は構造モデルで計算します。 構造モデル図の基本表示は『意匠プラン』としています。 特殊荷重等の配置を行う際は『構造プラン』に切り変えてください。 【注意】 プログラムのバージョンにより重量の拾いが異なりますのでご注意ください。 構造モデラ―シリーズVer1.5.7.7(2023年9月公開)まで 『意匠プラン』を参照し荷重を配置した場合、『構造プラン』では部材の寄りが考慮され、構造モデルの躯体から外れた位置への荷重配置となるケースがありました。 構造節点間の片持スラブを対象に重量計算を行っており、荷重の伝達経路が特定できず「柱軸力に加算しない重量」となっていました。 構造モデラ―シリーズVer1.6.8.0(2023年10月公開)以降 柱の寄り寸法などの入力で構造節点間から外れた片持スラブに対して集計するように改良しました。 この改良により、片持スラブ上の雑壁も集計できるようになりました。 詳細は『構造モデラーシリーズ Ver.1.6.8.0 リリースノート 項目:3.1.6 片持スラブの重量計算の改良』をご参照ください。 詳細 【出力】 計算実行後、「入力データ書」に下記の項目が生成されます。 項目:I-1.1 プロジェクト概要 (意匠・構造の階高、レベル、スパンを確認できます。) 項目:I-1.2 略伏図 項目:I-1.3 略軸組図 項目:I-4.16.1 寄り寸法・レベル 項目:I-7.2 特殊はり荷重・特殊片持ばり荷重・特殊小ばり荷重 項目:I-7.7 特殊荷重配置 (構造プランに対し特殊荷重の配置位置を確認できます。) [上部計算]→[計算実行]→[準備計算]より準備計算を実行します。 「構造計算書」に下記の項目が生成されます。 項目:5.3.1.2鉛直荷重時の節点重量の内訳 項目:5.3.3.1 地震時の節点重量 (2) 柱軸力に加算しない重量(建物外の雑壁、任意点追加重量) 【計算編マニュアル】 構造モデラ―+NBUS7 Ver.3 計算編 マニュアル 2023 年10月 初版発行 意匠モデル(図)、構造モデル(図)について 項目:1.5 入力モデルについて ※意匠モデルと構造モデルの作成目的と操作フローを記載しています。 構造モデル図の『意匠プラン』で確認する代表的な項目 項目:2.1.2 建物形状の定義 項目:4.2.1 構造スパン、構造階高の設定 項目:4.2.2 交点集約による部材の補正 構造モデル図の『構造プラン』で確認する代表的な項目 項目:4.2.2 交点集約による部材の補正 □ 雑壁重量 項目:5.1.2 部材の自重計算 □壁 5)雑壁 項目:5.1.10 特殊荷重 関連文書 NBUS00008 構造モデラ―シリーズの計算編マニュアルの参照方法を教えてください。NBUS00010 機能追加や変更点、修正記録の確認方法を教えてください。 NBUS00026 片持スラブの先端荷重の指定方法を教えてください。 NBUS00048 片持ばりに特殊荷重を配置できますか NBUS00049 小ばりに特殊荷重を配置できますか NBUS00050 片持スラブの出の長さについて左右で異なる長さを指定できますか。 文書情報
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