構造モデラーシリーズ Ver.1.2.4.0(2021年10月公開)より『特殊小ばり荷重』の機能を追加しました。
構造モデラーシリーズ Ver.1.2.3.5(2021年9月公開)以前
1)配置について
「特殊スラブ荷重」での配置をお願いしていました。
2)BUSデータの読込みについて
構造モデラーの[BUSデータの読込み]機能によりBUSで生成された入力データを読込んだ場合
BUSで指定した「特殊小ばり荷重」は、構造モデラーの「特殊スラブ荷重」に変換されませんでした。
構造モデラーシリーズでの再配置が必要でした。
BUSデータの読込み時に下記のメッセージを出力していました。
『W-C5251:[特殊荷重] AG5レコードの特殊小ばり荷重の入力がある。』
構造モデラーシリーズ Ver.1.2.4.0(2021年10月公開)以降
1)配置について
【配置操作】
[材料・荷重]→[特殊荷重]→『特殊小ばり荷重』より
タブ:パラメータまたはタブ:直接より、各項目を指定し構造モデル図より配置してください。
※『特殊小ばり荷重』を配置する際は、構造モデル図の表示を「構造プラン」としてください。
計算上の載荷位置は構造プランの背景で確認できます。
【注意】
・鉛直傾斜した小ばりへの荷重の作用距離は鉛直方向(Z):基準座標系で水平投影長さを指定します。
・荷重作用位置は構造モデル図の交点、軸を基準に配置します。
部材の最も原点寄りの交点を左端(始端)とし対となる端点を右端(終端)とします。
・『特殊小ばり荷重』は、小ばり配置位置の変更に追従します。
「特殊スラブ荷重」のように小ばり配置位置の変更に伴う荷重の再配置は必要はありません。
・片持スラブに配置した小ばりには、『特殊小ばり荷重』は配置できません。
片持スラブへの特殊荷重の配置方法については、関連文書 :
NBUS00026をご参照ください。
・特殊荷重の入力単位の省略値は(kN,kN/m,N/m2)単位での指定としています。
[プロジェクト]→[基本データ]→[入力制御]→タブ:単位系より、個別選択を指定し『特殊荷重』の欄で
(N,N/m,N/m2)、(tf,tf/m,tf/m2)単位での指定を選択できます。長さの単位は(m)となります。
【削除操作】
入力画面上段の[編集]の[削除]ボタンを選択、『特殊小ばり荷重』のアイコンを選択し
構造モデル図より該当の『特殊小ばり荷重』を選択し削除してください。
2)BUSデータの読込みについて
BUSで指定した[特殊小ばり荷重]の読み込みが可能となりました。
構造モデラーシリーズでの再配置は不要となりました。