両側柱型付壁の増し打ち補強の重量の計算方法について教えてください。 [文書番号 : DOCR00862]

概要
重量拾いについて回答します。
回答
重量について
増し打ち部は、両側柱型付壁の両側柱面間、下層の標準レベルから上層の梁下端間に打設されているとしています。増し打ち部の重量は、上記の面積に増し打ち部の厚さ、増し打ち部に指定したコンクリート強度から求めた単位体積重量を乗じ求めます。「壁重量の伝達方法」については既存壁の指定に応じます。

【注意】
・既存部壁に開口がある場合、既存壁については開口は閉塞せずに入力形状の通りに拾います。
増し打ち部については開口が無いものとして重量を拾います。
・壁厚が10㎝未満となる既存壁に増し打ち補強を配置した場合、重量計算は拾い落しが無いよう補強部を含みますが、剛性計算、耐力計算には考慮されません。ご注意ください。


【グラフィック出力】
項目9.4.6 各層節点重量の内訳
壁の欄に、増し打ち部と既存壁版を合計した節点重量を出力します。

参考
RC/SRC/S造建物の一貫構造計算 BUS-6 Ver.1.0 概要編
2020年4月第8版発行
5章-4頁 項目:5.1.2.1 部材の自重計算
      ・RC造、SRC造壁重量
 
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文書情報

製品カテゴリ: DOC-RC/SRC 最終更新日: 2020-07-14
バージョン: DOC-RC/SRC[ver.9.x],
文書番号: DOCR00862
分類: 計算方法


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