単層壁の解析 [文書番号 : FAP00047]

概要
FAP-3を使い、単層壁をブレース置換法、壁エレメント置換法、有限要素法で解析してみました。
解説
FAP-3を使い、単層壁をブレース置換法、壁エレメント置換法、有限要素法で解析してみました。
解析に用いるモデルの寸法を下図と下表に示します。
図 モデルの寸法

表1
柱断面(mm×mm) 700×700
壁内法長さ(mm) 5300
構造階高(mm) 3500
壁厚さ(mm) 200
ブレース置換-軸断面積(mm2) 5.542×105
エレメント壁-軸断面積(mm2) 1.06×106
エレメント壁-せん断断面積(mm2) 1.00×106
エレメント壁-断面2次モーメント(mm4) 3.60×1012

ブレース置換法、壁エレメント置換法、有限要素法モデルを下図に示します。
モデル化手法については、 ブレース置換エレメント置換有限要素法 に従って行っています。
荷重は上部はりに水平節点荷重(計100kN)を与えています。
図 解析モデル

・解析結果
変位図を示します。
図 変位図


表2は壁左上端部の水平変位、鉛直変位を示したものです。
表2 (単位:mm)
ブレース置換法 壁エレメント置換法 有限要素法
水平変位 0.0432 0.0473 0.0458
鉛直変位 0.0076 0.0068 0.0075


表3は表2の値からブレース置換法・壁エレメント置換法それぞれの変位を有限要素法の変位との差を比率で示したものです。
表3 (単位:%)
ブレース置換法 / 有限要素法 壁エレメント置換法 / 有限要素法
水平変位 94.3 103.2
鉛直変位 101.3 90.7


ブレース置換法、エレメント置換法の変位図に有限要素法の変位図を、それぞれ重ねた図を示します。
図 重ねた変位図(拡大率30000)


ブレース置換法、エレメント置換法、有限要素法と結果にはほとんど差はありませんでした。
参考
関連文書
FAP00044 壁のブレース置換法の説明
FAP00045 壁のエレメント置換法の説明
FAP00046 有限要素法による壁のモデル化の説明
FAP00048 連層壁の解析
FAP00049 長スパンの壁の解析



文書情報

製品カテゴリ: FAP 最終更新日: 2010-08-27
バージョン: FAP-3[Ver.4x],
文書番号: FAP00047
分類: 計算結果


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