有限要素法による壁のモデル化の一例を説明します。
FAP-3では、壁を板の有限要素として指定します。
面要素の分割タイプ、分割数について示します。
・面要素
分割タイプは図心分割としています。
境界節点はFAP-3の境界節点数が最大12であることから、精度を上げるために12個(はりに5個、柱に2個)の例を示します。
分割数は単層壁に水平力を加えたモデルで、FEM-2DとFAPの面要素モデル(境界節点数が12個、分割数が3)を比較して
同様の結果が得られたことから分割数は3を採用しています。
境界節点数が12個、分割数が3のモデルを下図に示します。