FAP-3では、壁柱と側柱を指定します。
※以下は入力データ作成の一例です。実状に応じて設計者の判断で入力して下さい。
壁を、せん断剛性と曲げ剛性が等価な柱に置換し、モデル化します。
- 壁板 断面積An・せん断用断面積As・断面2次モーメントIは下記のように算定します。
- はり 軸、曲げ、せん断変形は剛体とします。
- 側柱 両端をピンとした柱断面です。
An = t×L'
As = (t×L)/κ
I = t×L3/12
t :壁厚さ
Bl,Br: 左柱、右柱の各せい
Dl,Dr: 左柱、右柱の各幅
L :スパン長さ(軸心)
L' :スパン長さ(内法)
κ :形状係数(κ=153/130)
剛性を等価にする |
FAP-3で壁エレメントを入力した場合は、自動的に剛体となります。
エレメント置換モデル化図 |