充填断熱や外張断熱だけでは十分な断熱性能が得られない場合に、構造材の外側や室内側に断熱材を付加することがあります。
そのような場合には、充填断熱部と付加断熱部のそれぞれに存在する熱橋を考慮し、面積比率を設定する必要があります。
ここでは、充填断熱もしくは外張断熱と付加断熱を併用する場合のそれぞれの工法における、各部位の熱橋面積比率について説明します。
充填断熱もしくは外張断熱のみの工法の場合は、[文書番号:SAVE00036]にて解説しています。
木造軸組構法・枠組壁構法などで付加断熱を併用する場合の熱橋面積比率について [文書番号 : SAVE00037] 概要
充填断熱もしくは外張断熱と付加断熱を併用する場合のそれぞれの工法における、各部位の熱橋面積比率について説明します。 解説
充填断熱や外張断熱だけでは十分な断熱性能が得られない場合に、構造材の外側や室内側に断熱材を付加することがあります。 そのような場合には、充填断熱部と付加断熱部のそれぞれに存在する熱橋を考慮し、面積比率を設定する必要があります。 ここでは、充填断熱もしくは外張断熱と付加断熱を併用する場合のそれぞれの工法における、各部位の熱橋面積比率について説明します。 充填断熱もしくは外張断熱のみの工法の場合は、[文書番号:SAVE00036]にて解説しています。 解説
木下地を併用しない付加断熱工法の場合 充填断熱の場合と同じ面積比率を適用します。 解説
木下地を併用する付加断熱工法の場合 在来木造工法の熱橋面積比率
枠組壁工法の熱橋面積比率
大引等(900mm間隔)の間と根太間(303mm)で断熱した場合の熱橋面積比率
付加断熱した場合の屋根の熱橋面積比率
補足
木下地を併用する付加断熱工法の場合の面積比率は、充填断熱で足りない分を付加断熱で補う場合、外張断熱で足りない分を充填断熱で補う場合のどちらにも適用できます。
ここで説明した数値は、一般的な提案値とされています。 個々の工法に応じた断熱設計やより精度の高い断熱設計を行う場合には、各部材の面積比率を計算し、設定する必要があります。 各部材の面積比率の計算方法は、[文書番号:SAVE00038]にて解説しています。 関連文書 SAVE00036 木造軸組構法・枠組壁構法などの場合の熱橋面積比率についてSAVE00038 熱橋部を含む外皮材料の熱橋面積比率の設定方法について 文書情報
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