建築防災協会の2017年診断基準Q&A NO.28には下記の記述があります。
-------------------
Q
改訂によりS D 指標の算定方法は、A法、B法、C法の3つの手法が提示されていますが、その中で適切だと考えられる手法を選択して、どれか一つの方法で進める、という考えでよろしいでしょうか。
それとも全手法で算出した中でIs 値が一番低いもので評価したほうがよいのか、または、A法では目標値をみたしていないがB法では目標値を満たしているので、B法により評価する、なども考えらえるのでしょうか。
A
S D の算定方法は診断者が選択することが可能ですので、ご質問のような扱いは可能です。
算定方法の仮定と適用範囲をよく吟味していただき、最も適切な方法を選択することが望まれます。
方法はどれか1つでかまいませんが、当面3つの方法で算定して比較検討していただくほうが望ましいと思われます。
-------------------