DOC-RC/SRCでは完全塑性理論により曲げ終局強度(以降、Muと称します。)を求めます。
Mu計算時にNmax :最大軸方向強度、Nmin :最小軸方向強度を求めます。
この時、診断計時の柱負担軸力がNmaxを上回る又はNminを下回る場合は算定の対象外となりMuを『0』としています。
例えば、検討方向に対し引張側となる外柱の負担軸力が柱の引張耐力を超えるとMuが『0』となります。
柱のMuが『0』となりました。なぜでしょうか。 [文書番号 : DOCR00856] 概要
一例を回答いたします。 回答
DOC-RC/SRCでは完全塑性理論により曲げ終局強度(以降、Muと称します。)を求めます。 Mu計算時にNmax :最大軸方向強度、Nmin :最小軸方向強度を求めます。 この時、診断計時の柱負担軸力がNmaxを上回る又はNminを下回る場合は算定の対象外となりMuを『0』としています。 例えば、検討方向に対し引張側となる外柱の負担軸力が柱の引張耐力を超えるとMuが『0』となります。 詳細 終局強度の個別計算結果 [耐震診断]→[CSV形式ファイルの出力]→[終局強度の個別出力]より 確認する検討方向、柱にチェックを入れ、部材の配置軸を指定し[OK]を押します。 CSV形式の個別出力より、NS又はNLの欄とNmax又はNmin欄を比較し確認できます。 参考
DOC-RC/SRC Ver.10 概要編マニュアル 2021年 3月 初刷発行 項目: 3.4.1 曲げ終局強度の計算 関連文書 DOCR00854 破壊モード図でQu、F値が『0』となる部材があります。原因を教えてください。DOCR00855 そで壁付柱の反曲点高さの計算で弾性解析結果を選択しています。逆せん断力を負担した場合どのように計算しますか。 DOCR00857 プログラムのマニュアルの参照方法を教えてください。 文書情報
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