何らかの理由でQuが0となった場合は破壊モード図でQu、F値を『0』と出力しています。
例えば、下記1)、2)のようなケースでQuが『0』となります。
1)そで壁付柱が地震時に加力方向と逆向きのせん断応力を負担した場合
そで壁付柱の反曲点高さ(hcw0)計算を『弾性解析結果』とした場合で、
地震時に逆向きのせん断応力を負担した場合は反曲点高さの計算を省略しQuを『0』としています。
詳細は関連文書のDOCR00855をご参照ください。
2)診断計時の柱負担軸力が部材軸方向耐力を超える場合
診断計時の柱負担軸力がNmax(最大軸方向強度)を上回る又はNmin(最小軸方向強度)を下回る場合にMuを『0』としています。結果、Quが『0』となります。
詳細は関連文書のDOCR00856をご参照ください。