SRC造の柱・はり接合部低減係数の取り扱いが、2009年版SRC耐震診断基準P15では変更になっていますが?
DOC-RC/SRCでは対応していますか?
SRC造の柱・はり接合部低減係数について [文書番号 : DOCR00821] 概要
SRC造の柱・はり接合部低減係数の取り扱いを変更しています。 質問 SRC造の柱・はり接合部低減係数の取り扱いが、2009年版SRC耐震診断基準P15では変更になっていますが? DOC-RC/SRCでは対応していますか? 回答
DB6501の差分ファイル(2012/07/26以降)を上書きインストールすることにより対応しています。 今までの取り扱い:接合部の低減係数をグルーピング後の集計値に乗じています。 DB6501の差分ファイルの適用後の取り扱い:2009年SRC耐震診断基準P15上から1行目の記述に従い、SRC柱の鉄骨自体の強度に低減を乗じます。 変更後の計算内容 ・2009年版SRC耐震診断基準を選択された時にSRC柱の鉄骨自体の強度に低減します。 (1997年版SRC耐震診断基準を選択された場合は、グルーピング後の集計値に乗じます) ・鉄骨形式は、充腹形、非充腹のコード、断面積のいずれも対象とします。 ・入力された数値(低減係数)は、柱の鉄骨形式に関係なく、入力された階、方向の、 柱の鉄骨(非充腹は弦材、充腹形は鉄骨)の降伏点強度に乗じます。 弦材に欠損率の入力がある場合は、欠損率を考慮した鉄骨断面積に低減係数を乗じます。 ・上下階で異なる低減係数が入力された場合は、いずれか小さい方で計算を行います。 ・SRC柱のsMo、Moの計算には、この低減係数は考慮しません。 その他の扱い ・梁崩壊による、低減係数の判別を行いません。入力値で調整をお願いします。 ・耐震壁の側柱の継手の破断は、別途に検討して頂き、プログラムでは、耐震壁及び雑壁にはこの低減係数を考慮しません。 文書情報
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