S・SRC造柱の座屈長さはBUS-5V1概要編P123「S柱 2)座屈長さ」の方法で計算しております 。
座屈長さ係数の計算は上記に示したマニュアルに以下の条件の追加を行っています。
■ 部材の断面2次モーメントは以下の条件によります。
・はり、断面寸法による断面2次モーメントにスラブによる剛度増大率、SRC鉄骨による剛度増大率を考慮します
・柱、断面寸法による断面2次モーメントにSRC鉄骨による剛度増大率を考慮します
(以前は、袖壁の剛性も評価した計算を行っておりました。)
■ GA、GBはBUS-5 概要編P123の通り以下の範囲とします。
1 ≦ G ≦ 10
(以前は、上限を無視して計算を行っていました)■ 座屈長さ係数は、水平移動を拘束しない図表により計算を行います。
■ ブレースによる拘束、耐力壁による拘束は、BUS-5 概要編P123の図4.83によります。
・鉄骨柱は、ブレースの水平力分担率(β)により修正します。
・SRC柱は、(耐力壁+ブレース)の水平力分担率(β)により修正します。