Ver.1.0.0.17(DB6.1.0.2)からのS・SRC柱座屈長さの計算方法 [文書番号 : BUS00816]

概要
Ver.1.0.0.17(DB6.1.0.2)からのS・SRC柱座屈長さの計算方法についての説明
解説

S・SRC造柱の座屈長さはBUS-5V1概要編P123「S柱 2)座屈長さ」の方法で計算しております 。


座屈長さ係数の計算は上記に示したマニュアルに以下の条件の追加を行っています。


■ 部材の断面2次モーメントは以下の条件によります。


 ・はり、断面寸法による断面2次モーメントにスラブによる剛度増大率、SRC鉄骨による剛度増大率を考慮します
 ・柱、断面寸法による断面2次モーメントにSRC鉄骨による剛度増大率を考慮します
  (以前は、袖壁の剛性も評価した計算を行っておりました。)

■ GA、GBはBUS-5 概要編P123の通り以下の範囲とします。

  

  1 ≦ G ≦ 10

   (以前は、上限を無視して計算を行っていました)

■ 座屈長さ係数は、水平移動を拘束しない図表により計算を行います。


■ ブレースによる拘束、耐力壁による拘束は、BUS-5 概要編P123の図4.83によります。


 ・鉄骨柱は、ブレースの水平力分担率(β)により修正します。
 ・SRC柱は、(耐力壁+ブレース)の水平力分担率(β)により修正します。

参考
「構造設計資料 1999」 (財)日本事務所協会連合会
  §2 鉄骨 2-3はりの横補剛間隔及び柱材の座屈長さ
関連文書
BUS00457 E7011「片持ち柱になっています。柱座屈長さ係数を直接入力して下さい。」の対処方法



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2008-11-27
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00816
分類: 計算方法


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