S造柱と基礎ばりとの柱はり接合部の剛域長さが基礎ばりフェースにならない [文書番号 : BUS00751]

概要
原因と対策をご説明します。
質問
[基本入力データ][モデル化][モデル化条件](FMDレコード)の
「仕口部のモデル化」「S造」で「剛域を設ける」にしても
S造柱と、RC/SRC造の基礎ばりとの柱はり接合部の剛域長さが
S造柱柱脚の基礎ばりフェースになりません。
質問
[基本入力データ][モデル化][モデル化条件](FMDレコード)の
「RC/SRC剛域長さの取り方」のα値は、
S造柱と、RC/SRC造の基礎ばりとの柱はり接合部にも有効です。
この接合部で、S造柱柱脚の剛域長さを基礎ばりフェースにしたい場合は、
上記αを0にするか、剛域長さを直接入力する必要があります。
注意
[許容応力度等][許容計算-断面計算][断面計算条件](MC1-6レコード)の
「計算条件(S)」タブの「曲げモーメント算定位置」の指定もご確認ください。
ただし、これは短期曲げモーメント算定位置です。
現状は、長期曲げモーメント算定位置は軸心のみです。
注意
直交方向に基礎ばりがない場合に、直交方向の剛域長・短期曲げモーメント算定位置も
基礎ばりのフェース位置にしたい場合は、それぞれの直接入力が必要です。
また保有耐力計算での危険断面位置も同様です。
関連文書
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文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2017-11-27
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00751
分類: 計算方法


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