構造モデル生成 |
RC壁 |
開口際スリットの 設置 |
設置できません。 |
設置できます。 |
BUS-6ではスリット開口の指定は柱際、はり際のみでした。開口の際にはスリット状の通常開口を配置しモデル化していました。
+NBUS7では開口の際にもスリット開口の配置ができ、実状に近いモデル化が可能となりました。 |
壁 |
連層壁 |
2階以上にわたる壁の境界にダミーばりを設けることで雑壁としてモデル化します。 |
BUS-6と同様にダミーばりを用いて配置でき雑壁として扱います。または、ダミーばりを設けない場合はその他の壁で入力でき、この場合は荷重としてのみ考慮します。 |
BUS-6と同様の入力の他、その他の壁で入力し荷重にのみ考慮する事も可能です。入力の仕方により扱いが異なります。 今後は耐力壁としてのモデル化も検討します。 |
剛性計算 |
計算 |
マルチスレッド対応 (マルチスレッドとはCPUやCPUコアが複数あるコンピューターで複数の計算を並行して進める機能です) |
対応していません。 |
機能の追加により対応しました。 |
並列処理により計算時間を短縮できるようになりました。 |
RCはり |
パラペットによる 剛性増大率 |
パラペットの自動配置機能はありますが、はり剛性増大率の自動計算は行いません。 |
パラペットを配置すれば自動計算を行います。 |
剛性増大率が同等でない場合は応力計算結果に差が出る場合があります。 |
2重スラブによる はりの剛性増大率 |
2重スラブの入力できないため自動計算できません。 |
2重スラブを配置できるため剛性を自動計算できます。ただし、協力幅の計算はスラブと同じです。 |
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耐圧版による はりの剛性増大率 |
考慮しません。 |
考慮します。 |
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RC基礎ばり |
3段筋の入力 |
3段筋は入力できません。 |
3段筋まで入力でき剛性に考慮することができます。 |
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壁 |
打ち増し |
対応していません。 |
機能を追加し対応しました。 |
壁にも打ち増しを入力することができることで、建物形状を正しく入力でき、モデル化にも反映できます。 |
荷重計算 |
計算 |
マルチスレッド対応 |
一部対応します。 |
対応します。 |
並列処理により計算時間を短縮できるようになりました。 |
RC柱 |
打ち増しの入力 |
非対応です。 |
重量計算に考慮します。 |
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床 |
2重スラブによる重量 |
2重スラブは入力できません。 |
2重スラブの重量を考慮します。 |
2重スラブを配置することで重量拾いができるようになりました。地反力を受けない最下層ピットも入力できます。 |
Sはり |
ハンチ部分の重量 |
ハンチ部分の重量は拾いません。 |
ハンチ部分の重量を拾います。 |
重量を正確に計算できるようになりました。 |
パラペット |
パラペット |
単位長さ重量及び高さを入力します。 |
形状入力と配置ができ、重量計算に考慮できます。 |
パラペット形状で配置できるため、正しい配置と正確な重量計算ができます。 |
地震力・風圧力 |
作用方向 |
XY2方向に対して作用角度が指定できます。 |
初期値はXY2方向のみです。最大4方向に対して作用角度が指定できます。 |
不整形な建物にも対応できるよう一度に4方向の水平力を加力できます。 |
応力計算 |
全般 |
マルチスレッド対応 (マルチスレッドとはCPUやCPUコアが複数あるコンピューターで複数の計算を並行して進める機能です) |
立体解析で弾性解析時がマルチスレッド処理に対応しています。 |
マルチスレッド処理機能を向上させ、計算時間を短縮しました。 |
並列処理部分を増やし、より計算時間を短縮できるようになりました。 |
断面計算 |
計算 |
マルチスレッド対応 |
対応していません。 |
機能を追加し対応しました。 |
並列処理により計算時間を短縮できるようになりました。 |
S柱はり接合部 |
S接合部指針による 検討 |
2006年S接合部指針式で計算します。 (片側段違い形式には対応していますが、両側段違い形式に対応していません) |
2012年S接合部指針式で計算します。 (両側段違い形式に対応します) |
両側段違い形式の場合に、dbMは+NBUS7をBUS-6が上回るため、接合部パネルモーメント、接合部パネルの降伏耐力に差が生じます。 |
保有水平耐力計算 |
必要保有水平耐力計算 降伏形判別 |
余耐力法 |
対応していません。 |
従来の解析手法である荷重係数法の考えを用いて余裕率で応力を割増します。これによりフレームの想定ヒンジを1つ作成します。 また、壁は部材種別・仮想仕事法の考えに基づいて1体として扱います。(合成応力と一体とした場合の耐力で破壊形を確認します)これにより明確な崩壊形となります。 |
余耐力法を採用したため計算結果に差が出る場合があります。 |