片側そで壁付き柱について対称置換しない形状で曲げ終局強度を計算できますか。 [文書番号 : DOCR00846]

概要
DOC-RC/SRCの仕様、ご利用上の注意点について回答します。
質問
一般財団法人 日本建築防災協会より
Q&A集『2017年改訂版 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・耐震改修設計指針・同解説 質問・回答集(2018.12.25)』が公開されています。NO.64の質問では『2017年版の基準では、片側にそで壁取り付く柱について曲げ終局強度を対称置換しない形状で計算してください。』と回答されています。

片側そで壁付き柱について対称置換しない形状で曲げ終局強度(耐力)を計算できますか。
回答
DOC-RC/SRCでは、曲げ終局強度を完全塑性理論により求めています。
計算時に考慮する断面形状の省略値を『実断面』としています。
『実断面』は対称置換しない形状で曲げ終局強度を計算できます。

【操作】
メニュー[耐震診断]→[計算条件]→[耐震診断計算条件]→〔共通(モデル化・終局強度)〕タブ より
そで壁付柱のそで壁の扱い
曲げ耐力:「実断面(省略値)」を選択します。
注意
DOC-RC/SRCでは以前の基準にも対応するため曲げ終局強度について[対称断面]を選択できるようにしています。
[耐震診断計算条件]で2017年改訂版 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準を選択した場合でも [対称断面]が選択されていれば指定通りの形状で計算します。2001年改訂版と2017年改訂版で計算結果を比較される場合等ご注意ください
参考
2017年版既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準 同解説 平成29年7月1日2017年改訂版発行
 ・ⅷ頁 2017年版の改訂の要点 付則3
 ・273頁 中項目:(2)両側柱付壁の曲げ強度 小項目:(a)柱付壁の曲げ終局強度の算定方針
    下から5行目以降 『片側柱付壁の場合・・・』
 ・290頁 大項目:3.2 袖壁付き柱の強度 中項目:3.2.1曲げ終局強度

2009年改訂版既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準 同解説 2009年12月1日2009年改訂版発行
 ・250頁 大項目:1.3 片側袖壁付柱
   『平均した張り出し長さをもつ両側袖壁付き柱の終局強度として算定する。』

DOC-RC/SRC Ver9 概要編マニュアル 2018 年 2 月 初版第1刷発行
 ・3章-46頁~3章-48頁 大項目:3.4.2 鉛直部材の終局強度
 ・3章-49頁~3章-56頁 大項目:3.4.3 曲げ終局強度の計算



文書情報

製品カテゴリ: DOC-RC/SRC 最終更新日: 2019-05-13
バージョン: DOC-RC/SRC[ver.9.x],
文書番号: DOCR00846
分類: 計算方法


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