符号(形状データ)が増えるものは、以下の通りです。
・柱
・はり
・壁開口
・雑壁
・床構造
・片持スラブ形状
・出隅片持スラブ形状
1.柱、はり
柱、はりは、当該ファミリタイプのインスタンスが配置されている階(層)ごとに、符号データを作成します。
そのため、元のBUSデータで上階(上層)と下階(下層)が異なる柱(はり)データは、「BUSで構造計算を実行」
とすると符号データが階(層)ごとに分割され、増えることになります。
2.壁開口
壁開口は、壁インスタンスに配置された開口データごとに「壁形状2の壁開口」のタイプ1として転送します。
そのため、元のBUSデータで複数の壁に同一の開口データを配置した場合は、「BUSで構造計算を実行」とすると壁開口データが壁配置ごとに分割され増えることになります。
また、開口名称は「1」から順に振り直され、開口タイプはタイプ1に統一されます。
3.雑壁
雑壁は、雑壁となる壁インスタンスごとにBUSデータの「雑壁」データとして転送します。
そのため、元のBUSデータで複数の階を指定する雑壁データを定義した場合は、「BUSで構造計算を実行」とすると雑壁データが階ごとに分割され、増えることになります。
また、基点軸のX、Yフレーム名はX1、Y1に統一されます。
4.床構造、片持スラブ形状、出隅片持スラブ形状
床構造、片持スラブ、出隅片持スラブは、Revit→BUS転送時に毎回床インスタンスおよび小ばりインスタンスより、BUSの形状データと配置データを自動作成しています。
また、その際、形状データと配置データは一対の関係として作成しています。
そのため、元のBUSデータで複数の位置に同じ形状データを配置した場合は、「BUSで構造計算を実行」とすると床構造データまたは片持スラブ形状データ、出隅片持スラブ形状データは配置データごとに分割され、増えることになります。