DRA-CADの画像線分化と画像線分コンバーターは、どこが違うのですか? [文書番号 : PRV00003]

概要
DRA-CADの画像線分化コマンドと画像線分コンバーターの違いについて解説します。
解説
DRA-CADの画像線分化と画像線分コンバーターは、大きく分けて下記のような違いがあります。


DRA-CADの画像線分化

画像線分コンバーター

■概要
DRA-CADの一コマンドです
画像を線分化し図面に配置します
図面に挿入された画像に重ねて線分を配置できます
主にスキャンした白黒図面画像を対象としています

■概要
単独アプリケーションのためDRA-CADは不要です
各種CADデータを画像に変換します
画像を線分化し各種CADの形式で保存します
図面や絵、キャプチャー画面等の線分化利用を想定しています

■対象画像
DRA-CADの図面に貼り付けられた画像
一般的な画像ファイル
クリップボードにコピーされた画像

■対象画像
一般的な画像ファイル
クリップボードにコピーされた画像

■線分化方法(変換方法)
下記の三種類の線分化が行えます
高速変換:
 白黒1ビットの画像を高速に変換します
 線分はポリラインとして変換されます
 ※等高線やイラストに有効です
水平垂直優先変換:
 白黒1ビットの画像を水平垂直を優先して変換します
 線分は単線として変換されます
 ※水平垂直を優先したい建築図等に有効です
 ※DRA-CAD11より精度とスピードが向上しています
色別変換:
 4ビット(16色カラー)画像を色ごとに変換します
 線分はポリラインとして変換されます

■変換方法(線分化方法)
下記の三種類の変換が行えます
ラスター変換:
 白黒1ビットの画像を変換します
 ※画像線分化コマンドの「高速変換」と同じ変換精度になります
アウトライン変換:
 白黒1ビットの画像画像の輪郭線を抽出して変換します
 ※画像線分化コマンドでの「輪郭線抽出」+「高速変換」と同じ結果になります
カラーエリア変換:
 カラー画像の同じ色ごとのピクセルを塗りつぶし、ポリゴンの集まりにします

■画像処理機能
ゴミ取り・白塗り・輪郭線抽出・細線化・拡張・収縮・切り抜き・色階調変更・色反転が可能です

■画像処理機能
ゴミ取り・白塗り・輪郭線抽出・細線化・拡張・収縮・切り抜き・色階調変更・色反転が可能です

■CADデータ→画像変換
DRA-CAD本体の画像で保存コマンドで可能です

■CADデータ→画像変換
CADデータを画像に変換できます
画像の大きさ・色階調・解像度が指定できます

■特筆点
図面に配置されている画像に重ねてデータをセットできます
DRA-CADのデータとしての色・レイヤの指定ができます
他のCADデータ形式で保存する事により、他のCADでの利用が可能です


■特筆点
カラーエリア変換機能は他社製品に無いユニークな機能です(2014年3月現在)
対応するCADの拡張子が充実しています
(DRA-CAD,AutoCAD,Jw_cad,SXFの各ファイル形式)
参考
画像線分コンバーターの詳細につきましては下記をご覧ください。
画像線分コンバーターの製品情報
関連文書
PRV00001 DRA-CAD7の画像線分化と画像線分コンバーターは、どこが違うのですか?



文書情報

製品カテゴリ: 画像線分コンバーター 最終更新日: 2020-08-26
バージョン: 1.00,
文書番号: PRV00003
分類:


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