突然DRA-CADが終了してしまい、作図中の図面が消えてしまった(DRA-CAD10plusシリーズ) [文書番号 : DRA00870] 概要
DRA-CAD10plusシリーズから、DRA-CADが突然終了してしまった時に、作図途中の図面ファイルを自動的に保護し、再起動時に開く機能が付きました。その操作について説明しています。 現象
図面編集中、突然プログラムを終了するメッセージが出てDRA-CADが終了してしまった。 操作
DRA-CAD10 plus/DRA-CAD10 plus LEから、予期しない強制終了が起こった時に作図中のデータを自動保存し、再起動時に読み込む機能が追加されました。 編集中にDRA-CADが強制終了すると、下記のメッセージダイアログが表示されます。 [再起動]ボタン: ファイルを復元してプログラムを再起動します。 作図していた図面ファイルを読み込むときは[再起動]ボタンを選択して下さい。 [終了]ボタン: ファイルを破棄してプログラムを終了します。保護した図面ファイルは復元されません。 ※ただし、エラーの内容(例えばオプションコマンドのコマンド内部エラーなど)によっては、データ保護が行えない場合もあります。 ※データ保護が行えなかった場合は、上記のようなダイアログが表示されません。 ※また、復元時において、OLEオブジェクトは復元されません。 復元に成功すると、作図していたファイルが表示されます。 ファイル名の後ろには[復元されたファイル]という文字が追加されます。 確認後、「名前を付けて保存」コマンドで速やかに保存することをお勧めいたします。 補足
DRA-CAD10シリーズ以前には、データの保護機能がありません。 「環境設定」コマンドの[保存]タブに『時間が来たら自動保存』という設定があり、初期状態では編集開始時から30分間隔で図面ファイルを自動保存するようになっています。 自動保存されたファイルを開いてご確認ください。 関連文書 ![]() ![]() 文書情報
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