DOC-RC/SRCとBUS-6で壁量・柱量が異なります。取り方の違いを教えてください。
志賀マップへ記載する場合はどちらの値を使えばよいのでしょうか。
 [文書番号 : DOCR00813]

概要
志賀マップではBUS-6(現行規定)と同じように柱と壁板を分けて算出しています。
計算方法の違いについて比較表をご参照ください。
回答
DOC-RC/SRCとBUS-6では壁量や柱量の断面積の算出方法が異なります。
・DOC-RC/SRCでは耐震診断の1次診断の強度指標と同様に壁と柱の断面積を算出しています。
・志賀マップではBUS-6(現行規定)と同様に柱と壁版を分けて断面積を算出しています。
壁量・柱量・雑壁量の計算方法の違いについては下表をご参照ください。

表 壁量柱量の違い

  ※ Lw:壁長さ t:壁厚 h:うちのり高さ
  ※表中の『DCO3レコード』は下記の指定が該当します。
   【操作】
    [耐震診断]→[計算条件]→[耐震診断計算条件]→〔共通(モデル化・終局強度)〕タブ より
   『耐力計算に考慮するそで壁最小長さ』の指定が該当します。


詳細
【出力項目】
DOC-RC/SRC Ver9 : 9.7 壁量、柱量、壁率、柱率
BUS-6 Ver1.0 : A-3.5 壁量


【志賀マップの計算方法に応じた壁量、柱量について】
CSV形式で出力しています。sigamap.csvは下記の操作によりご参照ください。
[操作]
 1)2診断計算を実行します。
 2)[耐震診断]→[CSV形式ファイルの出力]→[柱・壁の水平断面積]を押します。
 3) sigamap.csv【志賀マップ用壁、柱断面積一覧】が出力されます。
  ※ sigamap.csvに出力されるAw’の値はBUS-6の計算結果を参考値として出力しています。


参考
【参考文献】
・2001年版既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準 同解説
 平成17年2月25日2001年改訂版発行6刷発行
 11頁 大項目:3.2.2強度指標C 図2壁の面積算出法

・2017年版既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準 同解説
 平成29年7月0日2017年改訂版発行
 11頁 大項目:3.2.2強度指標C 図2壁の面積算出法


・RC/SRC/S造建物の一貫構造計算 BUS-6 Ver.1.0 概要編
 2020年4月第8版発行
 5章-41頁 項目:5.2.2.3 壁のモデル化


・2007年版 建築物の構造関係技術基準解説書
 平成19年8月10日第1版第1刷発行
 338~344頁 大項目:6.4.2 鉄筋コンクリート造のルート1の計算
        小項目:1)耐力壁の断面積(Aw)のとり方
        小項目:2)柱の断面積(Ac)のとり方
        小項目:3)その他の壁について

・2015年版 建築物の構造関係技術基準解説書
 平成27年6月28日第1版第1刷発行
 376~381頁 大項目:6.4.2 鉄筋コンクリート造のルート1の計算
         小項目:1)耐力壁の断面積(Aw)のとり方
        小項目:2)柱の断面積(Ac)のとり方
        小項目:3)その他の壁について


・建築学会東北支部研修報告書第12号
 29頁~32頁 8鉄筋コンクリート造建物の震害と壁率

・建築学会東北支部研修報告書第25号
 45頁~48頁 鉄筋コンクリート造建物の壁率と震害(続報)


・既存建築物の耐震診断・耐震補強設計マニュアル2003年版
 平成24年9月1日(初版) 発行 一般財団法人建築研究振興協会
 212~214頁 項目:4 建物の構造緒元(様式3~5)
 246~247頁 様式

・既存建築物の耐震診断・耐震補強設計マニュアル2012年版<下巻>
 平成24年9月1日(初版) 発行 一般財団法人建築研究振興協会
 272~273頁 項目:建物の構造緒元 様式4-1





文書情報

製品カテゴリ: DOC-RC/SRC 最終更新日: 2020-05-12
バージョン: DOC-RC/SRC[ver.9.x],
文書番号: DOCR00813
分類: 計算方法


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