[許容応力度等][保有計算-保有耐力計算条件][計算条件](UCC,UCOレコード)の
「計算条件」タブの「終局時Co」の入力値は、どのような計算に使用されるのですか。
「終局時Co」の入力値は、どのような計算に使用されるのですか。 [文書番号 : BUS00794] 概要
部材の部材のせん断耐力等の算出に使用します。 質問 [許容応力度等][保有計算-保有耐力計算条件][計算条件](UCC,UCOレコード)の 「計算条件」タブの「終局時Co」の入力値は、どのような計算に使用されるのですか。 回答
立体解析では増分解析のステージごとの応力状態で 逐次せん断耐力を算出して ステージごとにせん断破壊が起きているかを確認できないため、 立体解析では、解析の開始前にDs算定用増分解析の最終ステージの 応力状態を、一次設計の弾性解析の結果から推定して 部材のせん断耐力等を算出して、 増分解析を開始しています。 終局時Coの値は、Ds算定用増分解析の最終ステージで どの程度の地震力が加力されているかを入力するものです。 たとえば、 終局時Coが0.4の場合は、一次設計はCo=0.2ですから 一次設計の2倍の地震力がかかったとして 応力状態を計算し、部材のせん断耐力を算出して増分解析を 開始することになります。 補足
擬似立体解析、平面フレーム解析でも
[許容応力度等][保有計算-保有水平耐力計算][解析条件等](UACレコード)で
「各ステージでの計算」で「せん断耐力の計算をする」にチェックが入っていない場合は、
ステージごとにせん断破壊が起きているかを確認を行わないため、
終局時Co値を用いてい部材のせん断耐力を算出し増分解析を行います。 関連文書 BUS00762 保有耐力計算 注意メッセージ UC5104の意味と対策はどの様に行えばよいのでしょうか。BUS00835 『UC5104:UCO.立体モデル時は Ds算定用増分解析結果に応じて終局時 Coを調整する必要がある。』「終局時 Co」とは? 文書情報
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