Qu算定用の増分解析で
はり横補剛、部材幅厚比が満足しない部材(Dランクの部材)の第1ヒンジで解析を止めるには,どのようにすればよいですか。
Qu算定用の増分解析ではり横補剛、幅厚比が満足しない(Dランク)部材の第1ヒンジで解析を止めるには,どのようにすればよいですか。 [文書番号 : BUS00747] 概要
操作手順を記載します。 質問 Qu算定用の増分解析で はり横補剛、部材幅厚比が満足しない部材(Dランクの部材)の第1ヒンジで解析を止めるには,どのようにすればよいですか。 回答
①Sはり脆性破壊部材の第1ヒンジ発生により解析を終了するには、以下の設定を行ってください。 メニューより「許容応力度等」->「保有計算-保有水平耐力計算条件」->「計算条件」の 「計算条件」タブの「終局時判定条件」を「層間変形角または脆性破壊の発生」としてください。 ②はり横補剛(等間隔配置、端部配置)の確認、幅厚比の確認を行い脆性部材と判断する処理をプログラムで行っております。 内部での自動処理で正しく判断できない部材がある場合には、 メニューより「許容応力度等」->「保有計算-保有水平耐力計算条件」->「計算条件」で 「Sはり脆性部材の指定」を行ってください。 ③「許容応力度等」->「保有計算-保有水平耐力計算条件」->「計算条件」の 「計算条件」タブの「脆性部材をQuの算定法」で 「Dランク部材にA~Cランク部材をα倍して加える」を選択し、 「A~Cランク部材の耐力低減係数α」を「自動」または「1.0」にする。 補足
Dランク部材で第一ヒンジが発生する場合は、 [保有水平耐力][計算条件][計算条件](UCOレコード)の 「計算条件」タブで「終局時判定条件」で「第1ヒンジ発生時」の選択で対応可能です。 関連文書 BUS00736 S造でFD部材がある場合は、どのようにすればよいでしょうか。文書情報
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