「偏心率計算のおいて、弾力半径を求める際の、(ねじり剛性/○方向水平方向の和)が
負値となり、弾力半径を求めることが出来ません。弾力半径を0.0として
計算を続行します。別途、偏心率を検討する必要があります。」
のメッセージがでます。どうしたらよいですか。
「弾力半径を求めることが出来ません」のメッセージ [文書番号 : BUS00634] 概要
「弾力半径を求めることが出来ません」のメッセージ 質問 「偏心率計算のおいて、弾力半径を求める際の、(ねじり剛性/○方向水平方向の和)が 負値となり、弾力半径を求めることが出来ません。弾力半径を0.0として 計算を続行します。別途、偏心率を検討する必要があります。」 のメッセージがでます。どうしたらよいですか。 回答
重心計算・剛心計算の詳細は、CSV出力で確認できますので まず、どの部材が原因でその様になっているか、ご検討下さい。 壁・ブレースとラーメンが混在しますと、 柱の変形とせん断力の向きが逆になり、 剛心計算や捻れ剛性計算用の剛性が負値になり 捻れ剛性が負値になり、偏心率が計算できなくなることがあります。 あくまでも設計者判断ですが 負値となった部材の剛性を無視するには、 Dc.CSV、Dw.CSVファイルでD(剛性)がマイナスになっている部材を [許容応力度等(&Q)][許容計算-剛性率・偏心率(&E)][偏心率に対する柱個別指定(&H)](FCEレコード) [許容応力度等(&Q)][許容計算-剛性率・偏心率(&E)][偏心率に対する耐力壁個別指定(&I)](FEWレコード) その加力方向の「剛心計算に考慮する剛床番号」を 「考慮しない」にするなどが考えられます。 ご参考まで。 関連文書 BUS00627 CSV形式ファイル出力BUS00720 独立水平変位、多剛床節点の水平荷重時の応力解析のモデル化及び、剛心計算、重心計算の扱いはどのようになっていますか? BUS00746 ダミー階の典型的な使用方法について教えてください。 BUS00750 ブレース構造の「C5505 柱 偏心率計算 部材水平剛性(Q/δ)が負値になります。」の原因 文書情報
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