3次元で壁に穴をあけたい。(その2) [文書番号 : DRA00676]

概要
3次元データの作成時、「ブーリアン演算」コマンドで壁に穴をあける手順についての説明です。
質問
3次元操作で、壁に窓やドアの穴をあける方法を教えて下さい。
操作
「ブーリアン演算」コマンドを使う方法
下図のように切り欠きを作りたい場合は「穴あけ」コマンドは使用できません。
「ブーリアン演算」コマンドを利用します。

1. 壁に開ける穴の形を作ります。

※壁は作図してあるものとします。
2次元データの立面図の窓の外形をポリラインでなぞって「立て起こし」コマンドで作成するか、作業平面を切り替えて「3D矩形」コマンドなどで作図します。
例として、下図のような壁に穴を開ける操作を説明します。

「ブーリアン演算」コマンドは、
[総和]・・・・複数の図形を1つの図形にする。
[和]・・・・・2つの図形を1つの図形にする。
[積]・・・・・2つの図形の交差する部分だけを取り出して1つの図形にする。
[差]・・・・・2つの図形の交差する部分を削除して1つの図形にする。
という4つの機能があります。
壁に穴をあける時は[差]という機能を使います。

穴の形をした矩形を引き伸ばして壁と交差させ、その交差部分を元に壁をくりぬきます。
交差する部分が必要となるため、西側の矩形は壁の下からはみ出す大きさで作成します。

2. 「引き伸ばし」コマンドを実行します。
引き伸ばす方向は〔Y軸〕に設定します。〔引き伸し量〕は壁を突き抜けるように大きい数値を設定します。
引き伸ばした図形は穴をあけた後で削除されるので、引き伸し量は適当な数値でかまいません。

3. 「ブーリアン演算」コマンドを実行します。
【差】を選択します。チェックボックスはすべてOFFにしておきます。
OKボタンで実行します。

4. 〔最初の図形を指示〕というメッセージが画面左下に表示されます。壁の線のいずれかをクリックします。
次に〔次の図形を指示〕というメッセージに変わるので、引き伸ばした図形をクリックします。

5. 続けて同じ手順で、壁を指示→引き伸ばした図形を指示して行き、窓の穴をあけます。

注意
「ブーリアン演算」コマンドは、図形の交差した座標を計算して編集していきます。同じ図形に繰り返し「ブーリアン演算」コマンドを実行していくと、小数点以下桁の微細な計算誤差が集積されて、僅かですが図形に歪みが生じる事があります。
関連文書
DRA00646 3次元で壁に穴をあけたい。(その1)



文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2007-04-18
バージョン: DRA-CAD5,DRA-CAD6,DRA-CAD7,
文書番号: DRA00676
分類:


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