MC1レコード(断面計算条件)の第25,26項目
(地震時応力割増に用いる柱地震時水平力の負担率)に
値を入力した場合の割増率はどの様に求めていますか。
MC1レコード(断面計算条件)の第25,26項目について [文書番号 : BUS00524] 概要
MC1レコード(断面計算条件)の第25,26項目 (地震時応力割増に用いる柱地震時水平力の負担率)に 値を入力した場合の割増率はどの様に求めていますか。 質問 MC1レコード(断面計算条件)の第25,26項目 (地震時応力割増に用いる柱地震時水平力の負担率)に 値を入力した場合の割増率はどの様に求めていますか。 回答
柱は「6.3 (柱せん断力/負担分) 割合」の「Qc / (Ci*N) 」値が MC1の25,26項目の入力値に達していない場合は (入力値/6.3の「Qc / (Ci*N) 」値)を加力方向別に計算を行った値を、 応力解析結果に乗じて割増します。 「応力解析条件」の「応力計算方法」で「弾塑性解析」を選択した場合には、 上記の割増は行いません。 ただし、MC9(応力の割増)の指定がある場合は、MC9を優先します。 補足
平19国交告549号第2に規定されました。 「2007年版建築物の構造関係技術基準解説書」第1版P288の 「なお、本規定は地上部分の柱について適用するものとする。」の記述に従い、 データベース番号5.0.0.6から 割り増しは地上階の部材のみを対象にしました。 柱のせん断力の向きが加力方向と逆向きの場合もそのまま割増率の計算を行うため 非常に大きな割増率になってしまう場合があります。 このような場合には、割増率として妥当である数値の直接入力をお願いいたします。 補足
[許容応力度等][許容計算-断面計算][断面計算条件](MC1-6レコード)の 「計算条件(RC・SRC)」タブの 「柱の負担割合」に自動のチェックが入っている(テキスト入力では省略値)場合は 50%以上の階のみを対象に0.25の割り増しを行いますが、 チェックをはずして値を入れてしまう(テキスト入力では省略値以外)と全階が対象になるとのことでございます。 関連文書 BUS00681 平19国交告549号第2の0.25の応力自動割増の割増率が手計算と合わない文書情報
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