SNAP Ver.8 では、外部プログラムとの連携を行うための機能として、以下の項目が追加されました。
①テキスト形式での入力データの作成
s8i形式のテキストデータとして、すべての入力データの記述を行うことができるようになりました。
s8i形式のテキストデータは、SNAP Ver.8 のGUIで入力したモデルデータを用い、
「テキストデータファイルの保存」のメニューから作成することが可能となりました。
(Ver.7 のs7iデータは、一貫計算プログラムからの転送を想定していた為、
免震制振装置関係のコマンドや、解析条件の定義に関するコマンドなどが、
テキストファイルの書式に含まれていませんでした。)
②バッチ処理による解析実行
増分解析および応答解析について、コマンドプロンプトなどからのバッチ処理により、
解析を実行することができます。実行時の動作の流れは以下の通りです。
バッチ処理実行 → 自動でGUIが起動 → 指定した入力ファイルの読み込み
→ 入力ファイルの設定に応じた解析および出力を実行 → GUIを自動で終了
③テキスト形式での解析結果の出力
解析結果の出力の指定方法で、テキスト(csv形式)出力を行うメニューが追加されましたので、
バッチ処理による解析実行時に、解析結果の出力も合わせて行うことができます。