偏心率計算における雑壁取り扱いについて [文書番号 : BUS00399]

概要
DOCV4/V5とBUS-3V1/V2では、雑壁の取り扱いが異なります。
質問
DOCV4/V5で精算法で偏心率を計算した場合と
BUS-3V1/V2の偏心率の計算結果が異なりますがなぜでしょうか?
回答
DOCV4/V5の精算法とBUS-3V1/V2では、偏心率計算の際に対象とする雑壁が異なります。
相違点を下記に示します。
DOCV4/V5の耐震診断基準による偏心率計算についても記載します。

BUS-3V1の偏心率計算

  • 厚さが10㎝未満または、長さが100㎝未満のフレーム内外雑壁の剛性は無視します。

DOCV4/V5の精算法による偏心率計算

  • 耐力を考慮するとしたフレーム外雑壁で長さが45㎝未満のものは剛性を無視します。
  • 耐力を考慮しないとしたフレーム外雑壁は剛性を無視します。
  • フレーム内雑壁で長さが45㎝未満のものは剛性を無視します。

DOCV4/V5の耐震診断基準による偏心率計算

  • フレーム内外に関わらず、長さが45㎝未満の雑壁は剛性を無視します。
  • 耐力を考慮しないとしたフレーム外雑壁は剛性を無視します。

なお、DOCV4/V5の強度指標の計算では
フレーム内外に関わらず、長さが45㎝未満の雑壁は耐力を無視します。
耐力を考慮しないとしたフレーム外雑壁は耐力を無視します。




文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2007-02-02
バージョン: BUS-3[ver.1.x],BUS-3[ver.2.x],DOC-RC/SRC[ver.4.x],DOC-RC/SRC[ver.5.x],
文書番号: BUS00399
分類: 計算方法


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