BUS-3をWindowsXPで計算実行中に(応答なし)の表示となりました。
よくこのような状態となりますが、問題はないのでしょうか。
Windows98/Me/2000ではこのような状態となりません。

BUS-3の計算実行中は計算プログラム(DLLで作成されています)に処理が移ります。
WindowsXPではDLLに処理が移動している間はBUS-3がOSに対して無反応な状態と扱われます。本来はDLLプログラムにてもOSからの情報を処理する必要がありますが、計算速度の低下を防ぐために計算処理が終了するまではこの状態を保持しています。
このためBUS-3の画面の一部をマウスでクリックすると(応答なし)と表示される場合が あります。
計算が終了すれば通常の表示に戻ります。
実際に計算が行われているか確認するには、Windowsの「タスクマネージャ」にて確認す る方法があります。
「タスクマネージャ」(※)の「プロセス」タブを開き、一覧中の「イメージ名」に表示されるBuswin.exeの「CPU」カウントが00〜99の範囲内で大きな数値で表示されているときは計算が実行されています。
(応答なし)と表示されるプログラムはMicrosoft製品にもあり、BUS-3だけに限定された事例ではありませんのでご安心ください。

※「タスクマネージャ」を開く方法はWindowsXPの「ヘルプとサポート」より検索してください。「ヘルプとサポート」は「スタートメニュー」をクリックして指定することができます。

二次設計の増分解析中に「応答なし」が表示された場合、
「ESC」キーを押すと、「CANNY Stop And Restat」ダイアログが
表示され、「いいえ」ボタンをおすと、増分解析途中の表示に戻す事が可能です。
ただし、増分解析途中が終了し、集計段階になるとこの方法は使用できません。