根入れ深さによる水平力の低減率 [文書番号 : BUS00357]

概要
根入れ深さによる水平力の低減率αの算出時に考慮するDf値の定義は 建築センター「地震力に対する建築物の基礎の設計指針」のP.134に準拠している。
質問
根入れ深さによる水平力の低減率αはどのようにして求めていますか。入力した基礎下端レベルDfが反映されていないように見えます。
回答
建築センター「地震力に対する建築物の基礎の設計指針」の P.134に基礎スラブ根入れ部分の水平力負担率の算出時のDfの定義ついて下記の記述 があります。
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2)Dfの取り方について
(質問)
 基礎の根入れ深さDfは、1)基礎スラブの下端まで、2)基礎ばり下端まで、3)平 均深さ  4)その他が考えられるが、どれを採用するのが適当か?
(回答)
 設計例題では、平面形に対し、基礎ばりがほどよく配置されていること、及び  基礎スラブ下端と一致しないことを考慮して、基礎ばり下端の深さを採用した。
 一般には、この考え方が標準的と考えてよい。
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上記に準拠し、基礎梁下端位置を基礎根入れDfとし参照しております。
基礎ばり未入力時は基礎計算条件(KC2コード)の「GLから基礎底までの距離」 を参照します。



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2004-09-21
バージョン: BUS-基礎計算オプション,BUS-基礎構造,
文書番号: BUS00357
分類: 計算方法


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