算定計算で高強度せん断補強筋にかえると必要ピッチが細かくなる [文書番号 : BUS00316]

概要
算定計算で高強度せん断補強筋にかえると必要ピッチが細かくなる理由を説明します。
質問
算定計算で BUS-3Ver.1で「はり・柱個別計算条件」で柱のせん断補強筋材質を
KSS785等の高強度せん断補強筋に設定しても、
通常使うSD295を設定した場合より、HOOPのピッチが不利になるのですが、
何が原因でしょうか?
回答
BUS-3Ver.1マニュアル「対話入力編」MG1,MG4の表2.20 P274にあります様に、鉄筋の径が
例えば、D10を選んでいるとKSS785ですとS6(6ミリ筋)になります。
つまり、公称断面積が0.31㎝2になってしまいます。
6tf/㎝2×0.31=1.86tf
SD295 D10
3tf/㎝2×0.71=2.13tfで
1本当たりがSD295の方が大きくなります。



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2004-05-31
バージョン: BUS-3[All],
文書番号: BUS00316
分類:


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