SRC柱断面計算結果で出力されるsQds’とsQas’の出力内容について教えてください。
SRC柱断面計算結果のsQds’とsQas’の意味は? [文書番号 : BUS00283] 概要
SRC柱断面計算結果で出力されるsQds’とsQas’の出力内容について教えてください。 質問 SRC柱断面計算結果で出力されるsQds’とsQas’の出力内容について教えてください。 回答
SRC柱断面計算結果において、F6022エラー「sQdがsQaより大きい」が発生するときがあります。 SRC柱断面計算結果では、sQd、sQaの出力を行っていますが、 応力度比(rQds/rQas)の大きくなるときの荷重ケースを出力し判定しているため、 別の荷重ケースでsQd>sQaである場合に出力結果だけでは sQd>sQaの関係が 得られない場合がありました。 実際は、各荷重ケースごとに sQd>sQaの関係を求めてF6022エラーとならないかを 判断していますが、 その関係となる荷重ケースが出力される荷重ケースと異なるときも多く 正しい判断材料となっていませんでした。 これを避けるため、計算結果のせん断の判定の下に エラーの対象となった荷重ケースでのsQd、sQaをsQds’、sQas’と 項目名をつけて荷重ケース番号L.Noと一緒に出力するようにいたしました。 なお、rQd+sQd>rQa+sQaとなる荷重ケースがある場合は、F6036が出力されます。 補足
短スパンの場合、柱脚に鉄骨がない場合は BUS-5Ver.1概要編 P105 P109のsQdが 「2007年版建築物の構造関係技術解説書」による場合ですと ∑sMy/l'ですので不利になります。 [許容応力度等][許容計算-断面計算][断面計算条件](MC1-6レコード)の 「パラメータ指定」タブで 「SRCはり、柱のsQd、rQdのとり方」を 「SRC規準」にしていただくことが考えられます。 パラメータを直接入力している場合は 「パラメータ(SRC)」タブで sQdの式を②式に変更していただくことになります。 文書情報
|