断面計算メッセージ、F9001、W9002について [文書番号 : BUS00278]

概要
S造柱断面計算実行時のF9001、W9002が出力されました。具体的にどのような状態なのでしょうか?
質問
S造柱部材の断面計算で片持の柱になっているF9001メッセージが出力されますが、
具体的にどのような内容ですか。
回答
F9001、W9002メッセージとなる場合は、柱の断面計算を行う方向に接続する柱が、
最下層、最上層を除いて、はり部材が接続されていないときや柱抜けがある場合等です。
接続するはり部材がないとき等は、BUS-5Ver.1概要編 P123
「2)座屈長さ」に記載の塑性設計指針による座屈長さ係数を求めることができませんので、
このような対応としています。
このメッセージが出る場合は、
[基本入力データ][部材断面特性][部材の個別断面特性](MP1,MP4,MP7レコード)の
「柱鉄骨断面」タブで S柱座屈長係数を直接入力して
[基本入力データ][部材断面特性][柱個別断面特性の配置]で配置をお願い致します。

補足
W9002を出力される場合は、座屈長さ係数を10にして断面計算を行なっています。
断面計算に出力されるH(柱軸芯間長さ)とlk(fc計算用座屈長さ)を比較することにより確認できます。



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2012-03-23
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00278
分類: 計算結果


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