Microsoft Office 2000のExcelで、ツールバーのカスタマイズにより「アドレス」というアイコンを表示している場合、通常そこには開いているファイルのパス名が出ています。
DRAWINで貼り付けた表をダブルクリックしてExcelを起動すると、「C:******.MPZEMBEDDING 32」とMPZファイルのパス名の後ろにファイル名以外の文字が表示される現象です。

「EMBEDDING」は「埋め込み」または「はめ込み」という意味があり、Excelの中で現在 OLEの作業中であるという意味でそのような表示が出ていると考えられます。
表示の後半の「32」は、OLE1が16ビットでデータをやり取りしていて、OLE2は32ビットでアプリケーション間の情報のやり取りしているので、その事を表しているのかもしれません。

OLEとは、「Object Linking and Embedding(オブジェクトのリンクと埋め込み)」の略でWindowsで取り入れられているアプリケーション間のデータやソフトウェアの共有のための技術です。
OLEに対応しているアプリケーションは、そのデータの中に他のアプリケーションが作成したオブジェクト(データ)を含むことができたり(クライアント)、その逆に他のアプリケーションに自分が作成したオブジェクトを登録する(サーバー)ことができます。
DRA-CAD for Windows/LEは、OLEに対応しているソフトです。