「ST-Bridgeファイルの作成」機能の適用範囲と補足事項 [文書番号 : NBUS00075]

概要
「ST-Bridgeファイルの作成」機能で出力できる建物情報の概略を説明します。
解説
●「ST-Bridgeファイルの作成」機能について
 構造モデラーで入力した建物データをST-Bridge形式のファイルとして出力する機能です。
 出力したファイルは対応しているBIMソフト等で読み込むことで、建物データをやり取りできます。
 機能の概要は以下をご参照ください。

構造モデラー+NBUS7 機能追加一覧「ST-Bridge対応」


●出力するST-Bridgeファイルのバージョン
 Ver.2.0.2

●建物形状
建物形状 対応 備考
X、Y通り心 転送時の指定により描画用通り心も出力します。
任意通り心 任意通り心上の部材を出力します。
※任意通り心自体は出力しません。
節点移動
 〇:ST-Bridge 形式ファイル出力に対応している項目を示します。
 △:特定の条件の場合に使用する項目を示します。

●部材配置・断面
部材種別 対応形状 備考
基礎 直接基礎独立基礎
布基礎
べた基礎
片持べた基礎
出隅片持べた基礎
杭基礎杭基礎フーチング
場所打ち杭
鋼管杭
既製コンクリート杭
RC柱(基礎柱含む)
SRC柱
S柱
S柱(間柱)
S柱(断面性能直接入力)
CFT柱
CFT柱(間柱)
ダミー柱
ベースプレート 製品
直接入力
SRC、S、CFT柱に取りつくベースプレートを対象とします。
はり はり基礎ばり
RCはり
SRCはり
Sはり
Sはり(断面性能直接入力)
ダミーばり
片持ばり片持基礎ばり
RC片持ばり
S片持ばり
RC壁
そで壁
※その他の壁は対象としません。
雑壁RC雑壁 ※その他の壁は対象としません。
開口壁開口
雑壁開口
ブレース 鉛直ブレースSブレース
Sブレース(断面性能直接入力)
水平ブレースSブレース
Sブレース(断面性能直接入力)
耐震・制振
ブレース
制振部材 制振部材
スラブ スラブスラブ
片持スラブ
出隅片持スラブ
二重スラブの場合は上下スラブとも対象とします。
小ばり 小ばり基礎小ばり
RC小ばり
S小ばり
その他 柱はり接合部
パラペットRCパラペット
 ―:出力対象外の項目を示します。

補足
●GUIDについて
 出力されるST-Bridgeファイルの以下のデータにはGUID(*1)を出力しています。
  • 基準通り心同士の節点
  • 通り心
  • 各部材配置
  • 各部材断面

読込み側のプログラムがGUIDの関連付けによる差分変換(差分インポート)に対応している場合、 構造モデラーから出力されるST-Bridgeファイルを使用して差分変換を行うことができます。

(*1)GUID(Global Unique IDentifier):データを一意に識別するために用いられる識別子

詳細
●変換マニュアルについて
 構造モデラーで入力した建物データから ST-Bridge 形式ファイルへの変換内容の詳細については、
 下記の操作により参照いただけるマニュアルで確認できます。

【操作】
  1. [ヘルプ]→[ヘルプの起動]でヘルプを開きます。
  2. [第2章 コマンド]→[構造モデラー]→[書き出し]→[ST-Bridgeファイルの作成]を開きます。
  3. [構造モデラー→ST-Bridgeファイル変換マニュアル]ボタンをクリックします。
関連文書
NBUS00011 『ヘルプ』の参照方法を教えてください。



文書情報

製品カテゴリ: 構造モデラー+NBUS7/+基礎/+COST 最終更新日: 2023-03-28
バージョン: 構造モデラーシリーズ Ver.1.x,+NBUS7 Ver.2.x,
文書番号: NBUS00075
分類: 操作・入力


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