水平構面横架材接合部の検討でのNGの対処方法 [文書番号 : HST00174] 概要
耐力の大きい金物を使用するか、水平構面横架材接合部の引抜力が小さくなるように耐力壁配置の変更等を検討してください。 質問 水平構面横架材接合部の検討でのNGについて対処方法を教えてください。 回答
水平構面横架材接合部の検討でのNGの対処方法としては、下記が考えられます。 ・入力した金物よりも耐力の大きい金物が使用できる場合は、耐力の大きい金物を使用する (登録されている金物よりも耐力の大きい金物を使用する場合は、[基本データ]メニューの [接合部]において、「仕口(胴差・通し柱)」タブで耐力の大きい金物を追加して使用する) ・耐力壁の配置を変更する等して、水平構面横架材接合部の引抜力が小さくなるようにする また、水平構面横架材接合部の検討が必要かどうかは、自動では判定できない場合もあるため、横架材接合部の入力がある場合に検討を行う仕様としています。 水平構面横架材接合部の検討を行う必要がない場合でも、入力があれば計算結果が出力されますので、検討が必要かどうかを、(公財)日本住宅・木材技術センター発行の「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)」の「2.4.7 横架材接合部の引抜力の計算」により判断し、検討が必要でない箇所は、横架材接合部の入力を行わない(はりデータの「仕口」を「なし」とする)等により対応してください。 参考
操作・概要編マニュアル([ヘルプ]メニューの[操作概要]) P4-45「水平構面横架材接合部の引抜力」 (Ver.7ではP4-43「水平構面外周部横架材接合部の引抜力」) 関連文書 HST00044 横架材接合部の検討文書情報
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