温熱生成のみ、もしくは冷熱生成のみの熱源を登録しようとすると、エラーメッセージが表示される場合の回避方法 [文書番号 : SAVE00123]

概要
温熱生成のみ、もしくは冷熱生成のみの熱源を登録しようとすると、
エラーメッセージが表示される場合の回避方法を解説します。
現象
温水式床暖房やFF式ファンヒーターなど、温熱生成だけの熱源を登録しようとすると、エラーメッセージが表示されてしまいます。


回避方法

これはWEBプログラムが冷熱、温熱双方の生成の能力を入力しないとエラーで弾かれてしまうためです。
この場合は、ダミーの冷熱源装置を登録することで、エラーを回避します。

冷熱生成だけの熱源の場合は、逆にダミーの温熱源装置を登録します。
操作
【温熱のみの場合】(FF暖房機設置の例)

1. 熱源機として、FF暖房機と、ダミーの冷房機(FF暖房機の1/10程度の出力※)を用意する。


2. 空調機として、FF暖房機(放熱器、暖房能力のみ、送風量0、送風使用電力0)、 ダミーの冷房機の空調機(冷房のみの出力)を用意する。

3.FF暖房機の熱源、ダミーの冷房機毎に 熱源機群 を用意する。
(それぞれ、FF暖房機、Dummyとする)


4. 冷熱源: Dummy、温熱源:FF暖房機として、空調機群を用意する。


5. 対象となる空調ゾーンの室負荷処理、外気負荷処理それぞれに、暖房機を設定する。


(※「1/10程度の能力を入力する」というのは、省エネサポートセンターの回答によるものです。 )



文書情報

製品カテゴリ: SAVEシリーズ 最終更新日: 2018-05-25
バージョン: SAVE-建築 Ver.4,SAVE-住宅 Ver.4,SAVE-住宅 Ver.3.5,SAVE-建築 Ver.3,
文書番号: SAVE00123
分類: 操作・入力


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