角度を指定した任意の長さの線分を書きたい [文書番号 : DRA00051]

概要
角度指定した任意の長さの線分を書く方法について説明します。
操作
DRA-CAD13シリーズ以降で、「拡張線分」コマンドが追加されました。
「拡張線分」コマンドを使用すれば、長さと角度を直接指定して作図する事ができます。


  1. 拡張線分コマンドを使う方法
    ダイアログの設定は
    『長さ』をチェックし、長さを指定します。
    『角度』をチェックし、角度を指定します。



    OKボタンをクリック後、線分の始点、終点を指示します。

操作
DRA-CAD12シリーズ以前のバージョンでは、以下の方法があります。

  1. 引き出し線コマンドを使う方法(DRA-CAD4シリーズ以降は「旧引出線」コマンド)
    ダイアログの設定は
    『引出線角度』をチェックし、角度を指定します。
    『引出線長さ』をチェックし、数値は0にします。
    OKボタンをクリック後、引出線の開始点、終了点を指示します。

    DRA-CAD4シリーズ以降は、「引出線」コマンドダイアログの右上に『旧 引出線』『新 引出線』コマンドの切り替えボタンが付いています。
    ダイアログ左上のコマンド名が『旧 引出線』と表示されている事をご確認ください。
    (DRA-CAD4シリーズでは『引出線』、DRA-CAD5シリーズ以降は『旧 引出線』と表示されます。)
    違う場合は右上の『旧 引出線』ボタンをクリックして切り替えてください。


    また、DRA-CAD8シリーズ以降は、新引出線(引出線図形)の入力が優先となり、初期状態では『旧 引出線』の切り替えボタンが表示されなくなりました。

    「環境設定」コマンドの[その他]タブにある【旧 引出線コマンドを使う】のチェックをONにしてから「引出線」コマンドを実行すると、ダイアログ右上に『旧 引出線』の切り替えボタンが表示されるようになります。

  2. ドラフタコマンドを使う方法
    ドラフタ機能の設定で傾けるものを、『カーソル』にして角度を設定します。
    OKボタンクリックと同時にカーソルが傾きます。
    線分の始点を指示後、 キーボードの[SHIFT]キーを押しながら、終点を指示します。
参考
DRA-CAD8シリーズ以降、初期状態で「引出線」コマンド実行時に作図されるのは[引出線図形]となります。
[引出線図形]は、[寸法線図形]と同様、複合図形の1種です。
引出線と先端の矢印や円、文字等が1つの図形として扱われます。線分だけを描く事ができません。
「旧引出線」コマンドは、線分や矢印、文字等がバラバラの個別のデータになります。
傾いた線だけを記入したい時は、「旧引出線」コマンドを使用してください。
補足
長さと角度が決まっている場合は、キーボードから直接座標入力することができます。
例として角度45°長さ1000の線分の作図方法について説明します。

線分の始点を指示します。
距離と角度をキーボードから入力します。

/1000,45と入力し、ENTERキーを押します。



文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2015-11-24
バージョン: DRA-CAD[All],
文書番号: DRA00051
分類:


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