多剛床や独立水平変位の設定で「作用水平力の比率」が自動の場合の計算について [文書番号 : BUS00876]

概要
多剛床や独立水平変位を設定したモデルで、「作用水平力の比率」を、初期設定の自動とした場合の作用水平力について
解説
剛床解除や多剛床の設定を行った場合に剛床解除した節点や多剛床に作用する水平力「A」の自動計算は下記にて行います

A =( B / C ) x D

B: 剛床解除・多剛床設定した節点(多剛床では、多剛床に含まれる全節点)の節点重量
   (DL+LLE(多雪区域では積雪荷重による重量も考慮する))
C: 該当層の層重量(DL+LLE(多雪区域では積雪荷重による重量も考慮する))
D: 該当層の全水平力( (該当層の層せん断力) - (該当層+1層の層せん断力))

詳細

※〓 テストモデルの計算結果による作用水平力と分担力の確認 〓※

【テストモデルとモデル概要】



テストモデルによる計算結果でY1フレームに作用する水平力と分担率で実際に分担された水平力の確認


以上の結果から、作用水平力「A」と分担率から求めた対象階のフレーム分担力「ΔP」は一致します。




文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2012-08-13
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00876
分類: 計算方法


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