BUS-5シリーズ製品(*1)のデーベース番号のメジャーバージョン番号がアップしたものをインストールしました。
過去の計算結果を確認するために旧データベース番号に戻したいのですがどのような手順で操作すればよいですか。
*1.BUS-5、BUS-基礎構造、BUS-COST、DOC-RC/SRC、DOC-S、DOC-3次診断が対象です。
BUS-5シリーズ製品を旧データベース番号に戻す方法について [文書番号 : BUS00869] 概要
BUS-5シリーズ製品を旧バージョン番号に戻して計算をする方法について説明します。 質問 BUS-5シリーズ製品(*1)のデーベース番号のメジャーバージョン番号がアップしたものをインストールしました。 過去の計算結果を確認するために旧データベース番号に戻したいのですがどのような手順で操作すればよいですか。 *1.BUS-5、BUS-基礎構造、BUS-COST、DOC-RC/SRC、DOC-S、DOC-3次診断が対象です。 回答
BUS-5シリーズ製品のデータベース番号(以下、DB)のメジャーバージョン番号のアップとはつぎのように先頭の2つの番号がアップする場合です。 例) 旧DB番号 新DB番号 DB6.0.X.XからDB6.1.X.X DB6.1.X.XからDB6.2.X.X DB6.2.X.XからDB6.3.X.X DB6.3.X.XからDB6.4.X.X 上記例の旧DB番号から新DB番号へアップした状態から旧DB番号へ戻す場合は、つぎの手順で操作を行います。 旧DB番号のセットアップファイル(Setup.exe)は事前に準備をお願いします。 【再インストール手順】 (1)Windowsの「コントロールパネル」を開き「プログラムのアンインストール」を開きます。 (2)プログラムの一覧から「BUS-5 Series Ver.1」を選択してアンインストールを実行します。 (3)つぎに旧DB番号のセットアップファイルを開きます。 (4)インストール画面に表示される手順でプログラムのインストールを行ってください。 【ご注意】 新しいDB番号で作成されたBUS-5シリーズ製品の対話入力形式ファイル(拡張子:BEI)を旧DB番号のBUS-5シリーズ製品で開いた場合、つぎのメッセージが表示される場合があります。 このようなメッセージが表示される場合は、自動保存されているテキスト形式データを使用して回避する方法があります。 なお、回避方法が対応できる旧DB番号の範囲は、DB6.2.0.0までです。DB6.0.X.X、DB6.1.X.Xは適用外となります。 自動保存の設定方法については、下記「補足」を参照してください。 自動保存されているテキスト形式データによる読み込みはつぎの手順で行ってください。 【自動保存テキスト形式データの読み込み手順】 (1)[ファイル]メニューから[開く]を選択します。 (2)「開く」ダイアログが表示されます。 (3)自動保存されたテキスト形式データはつぎのファイル名称となっています。 ファイル名:TEXT_SAVE_○○_XXXXX.BEE ここで、 ○○:テキスト形式データを自動作成したときのDB番号の先頭二桁が記載されています。 例)DB6.3.2.6で作成された場合、「TEXT_SAVE_63_XXXXX.BEE」となります。 XXXXX:対話形式入力データのファイル名が記載されています。 例)DB6.3.2.6で使用していた対話形式入力データファイル名が、「EXP1_BUS5V1.BEI」の場合の自動保存テキスト形式ファイルは、「TEXT_SAVE_63_EXP1_BUS5V1.BEE」となります。 上図の例です。 ご注意 自動保存テキスト形式データの内容は、最後に旧DB番号の製品で保存された状態を保持しています。 新しいDB番号で追加された入力、変更操作は反映されていません。 (4)一覧から自動保存テキスト形式ファイルを選択して[開く]ボタンをクリックしてください。 その時点で作成された入力データとして開くことができます。 (5)データを保存する場合は、対話入力形式ファイル(拡張子:BEI)で保存されます。 読込みした状態のファイル名で不要な部分「TEXT_SAVE_○○_」を削除してから保存する場合は、[ファイル]メニューから[名前を付けて保存]を選択してください。 補足
「自動保存テキスト形式データ」の設定方法 出荷時設定では、対話形式データの保存時に自動保存テキスト形式データを作成する設定です。 これを変更している場合はつぎの手順で操作を行ってください。(DB6.2.0.0以降で設定可能です。) 【手順】 (1)[ファイル]メニューから[環境設定]を選択して「環境設定」ダイアログを開きます。 (2)ここで、「入出力設定」の[設定]ボタンをクリックして「入出力設定」ダイアログを開きます。 (3)新規作成タブの「データ保存時にテキスト形式ファイルを同時に作成」のチェックをオンにします。 (4)設定終了後、[OK]ボタンで「入出力設定」ダイアログを閉じます。 (5)「環境設定」ダイアログに戻ります。ダイアログの[OK]ボタンをクリックして操作終了です。 文書情報
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