ベースパック柱脚工法を用いた建物において、「U-5.14.1 鉄骨柱脚モデル化の確認」において、鉄骨柱断面でなくベースプレート位置で曲げ耐力が決定している箇所が幾つかありました。しかし、1階部分のDs値の割り増しは、ありませんでした。
何故ですか?
ベースパック柱脚工法における柱脚モデル化の判定について [文書番号 : BUS00868] 概要
ベースパック柱脚工法を用いた建物において、柱脚モデル化の位置がベースプレート位置となる場合の解説です。 質問 ベースパック柱脚工法を用いた建物において、「U-5.14.1 鉄骨柱脚モデル化の確認」において、鉄骨柱断面でなくベースプレート位置で曲げ耐力が決定している箇所が幾つかありました。しかし、1階部分のDs値の割り増しは、ありませんでした。 何故ですか? 回答
ベースパック柱脚工法(NTシリーズを除く)において、柱脚部に作用する曲げモーメントと柱脚部に生じる回転(変形)角の関係は、降伏耐力以降も耐力上昇して終局曲げ耐力に達するトリリニア形となります(図1)。 このような性質から、柱脚の検討において、保有水平耐力算定時には柱脚降伏曲げ耐力(BMy)を用い、保有耐力接合の判定には、柱脚終局曲げ耐力(BMu)を用いることとしています。(詳しくはベースパック柱脚工法、設計ハンドブックvol.13、p34を参照下さい)。 補足
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