角形鋼管でSTKR材を使用した場合、メーカが示している断面性能は、コーナーのRについては2t(tは板厚)で計算しています。
それに対して、BUS-5のS柱断面計算で出力された断面性能は、入力した形状から断面性能を計算しています。
従って、角形鋼管でSTKR材を使用した場合、鋼材データベースで表示される断面性能とS柱断面計算で表示された断面性能が異なる場合があります。
但し、冷間成形角形鋼管(BCP、BCR)を使用した場合は、入力した断面形状寸法から計算した断面性能は鋼材データベースの数値と一致します。(有効桁による差異はあります。)
角形鋼管で、STKR材を使用する場合は、鋼材データベースと同値にするには、R(P4のパラメータ)に2tの値を入力してください。
角形鋼管を冷間成形角形鋼管(BCP,BCR材)を使用した場合は、鋼材データベースとS柱の断面性能値は一致します。