BUS-5Series Ver1 で高強度せん断補強筋はどのように入力するのでしょうか? [文書番号 : BUS00845]

概要
BUS-5Series Ver1での高強度せん断補強筋の指定方法について説明します。
回答
『RC・SRCはり符号』の[あばら筋] 又は 『RC・SRC柱符号』の[帯筋]
の 「入力タイプ」 の指定によりご入力頂けます。
操作
RC・SRCはり符号 [ あばら筋 ]

『RC・SRCはり符号』[あばら筋]での高強度せん断補強筋の指定方法につて操作説明を行います。
高強度せん断補強筋を指定する「入力タイプ」はり・柱共通です。



[基本データ入力(I)]メニューより

[ 基本データ入力 ][ はり ][ RC・SRCはり符号の入力 ] を選択し、
入力タブ [ あばら筋 ]より、 入力タイプの [ ] で高強度せん断補強筋を指定し
閉じる を押します。



注意
『RC・SRC柱符号』の[帯筋] についても要領は同じです。

参照マニュアル
BUS-5Series Ver1マニュアル 対話入力編 『RC・SRCはり符号』又は『RC・SRC柱符号』
BUS-5Series Ver1マニュアル テキスト入力編 MG1(RC・SRCはり符号) 又は MG4(RC・SRC柱符号)

参考
BUS-5で対応している「高強度せん断補強筋一覧表」
※あくまでも概要です。必ず、各社の最新の設計施工指針を取り寄せてご検討下さい。
   
会社名    高周波熱錬 住友電気工業
岸和田製鋼
JFEテクノワイヤ
北越メタルコーテックス
製品名     ウルボン785 ウルボン ストロングフープ、
スミフープ
リバーボン785 リバーボン1275 UHYフープ
      UB785 SBPD1275/1420 KSS785 KW785 SBPDN1275/1420 SHD685
せん断耐力算定用
許容引張応力度
長期   195 195 195 193 195 200
  短期   585 585 590 585 585 590
    単位 N/mm2 N/mm2 N/mm2 N/mm2 N/mm2 N/mm2
  短期pw   0.1~0.8% 0.1~0.8% 0.2~0.8% 0.2~0.8% 0.2~0.8% 0.2~0.8%
二次設計用 降伏点強度   785 1275 785 785 1275 7,000
せん断補強筋強度   単位 N/mm2 N/mm2 N/mm2 N/mm2 N/mm2 kgf/cm2
        注3     注1 注2
  pw   0.1~0.8% 0.1~1.2%

Fc27<27N/mm2の場合
0.1~0.8%
0.2~0.8% 0.2%? 0.2~1.2% 0.2%?
  終局せん断
強度式
  終局指針式 荒川式又は
終局指針式
終局指針式 終局指針式 荒川min式又は
終局指針式
終局指針式
参照資料年月     平成15年4月 平成20年11月 平成18年6月 平成14年5月 平成16年4月 平成14年5月

注1)柱の外周に単独で使用するフック付帯筋は, 785N/mm2とする。
注2)丸鋼の135°フック付閉鎖形筋を用いる場合は、6,000kcf/cm2とする。
注3)柱のせん断補強筋として単独で外周フープに135°フック閉鎖型を使用した場合は 785N/mm2。

・BUSでスパイラル指定した場合は、注1~3でないとして降伏点強度の欄に示された値を用いて計算します。 スパイラル指定していない場合は、注1~3が適用されます。

・終局指針式(「終局強度型耐震設計指針・同解説」のせん断耐力式)には終局せん断強度計算用のpwの 上限は規定されていませんが、pw・σwy≦ν・σ/2等でコンクリート強度等で上限が設定されます。



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2009-09-15
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00845
分類: 操作・入力


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