「U-5.7 冷間成形角形鋼管の崩壊形の判別
U-5.7.1 各節点まわりの全塑性モーメント」
で出力される「Mppi : 仕口部の全塑性モーメント (kN・m)」を計算する際の
寸法はどのように決めていますかますか。
Mppi : 仕口部の全塑性モーメント の計算に用いる断面寸法 [文書番号 : BUS00795] 概要
仕口部の断面寸法の取り方を説明します。 質問 「U-5.7 冷間成形角形鋼管の崩壊形の判別 U-5.7.1 各節点まわりの全塑性モーメント」 で出力される「Mppi : 仕口部の全塑性モーメント (kN・m)」を計算する際の 寸法はどのように決めていますかますか。 回答
Mppiは
「冷間成形角形鋼管設計施工マニュアル(改訂版)」(平成15年9月)
「2.5.2 柱パネル耐力比」に計算されている式で計算しています。
仕口部の断面寸法の取り方は下記のとおりです。 ・仕口断面番号(TP2レコード)の入力がある場合 閉鎖形で断面形状を角形鋼管とした場合に入力値を使用します。 ・仕口断面番号の入力がない場合、あるいは、入力値がない場合 柱断面寸法は、上階の柱脚と下階の柱頭の寸法の大きい方、板厚さも大きい方を採用します。 ・仕口のせい(高さ)について 仕口の左側はりの右端部断面、仕口の右側はりの左端部断面のはりせいの大きい方を採用します。 ・ダイアフラム厚さ 仕口断面番号の入力がない場合、あるいは、ダイアフラム板厚さが0の場合には、仕口の左側はりの右端部断面、 仕口の右側はりの左端部断面のフランジ板厚さの大きい方を採用します。 補足
仕口部の材料は、下階柱の材料強度を使用しています。 下階柱がない場合には、上階柱の材料強度を使用しています。 文書情報
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