保有耐力計算において、
根巻き柱脚のせん断耐力はどのように計算しているでしょうか。
保有耐力計算における根巻き柱脚のせん断耐力 [文書番号 : BUS00728] 概要
保有耐力計算において、 根巻き柱脚のせん断耐力はどのように計算しているでしょうか。 質問 保有耐力計算において、 根巻き柱脚のせん断耐力はどのように計算しているでしょうか。 回答
構造計算書の 「56.12.1 鉄骨柱脚モデル化の確認」「a) 曲げ耐力に対するモデル化」で 「モデル位置」が「RCB: 根巻きベースプレート」になっている場合は、 根巻き柱脚のせん断耐力は、 日本建築学会 鋼構造接合部設計指針(第1版02/4/20) (7.12)式で計算し 「55.4 部材の終局強度」に考慮されます。 Qsu = be・ rj・ ( Fcsy + 0.5 ・ wfty・ pw ) ただし、 be : コンクリートの有効幅(RC柱幅-鉄骨幅) rj : (D - dt) * 7.0 / 8.0 Fcsy:コンクリートの降伏せん断強度で、 コンクリートの短期許容せん断応力度を用いる wfty:せん断補強筋の材料強度 pw:せん断補強筋比(小数)aw / ( be ・ x ) ただし、「モデル位置」が「C : 柱部材」になっている場合は、鉄骨柱のせん断耐力が セットされます。現状では根巻きのせん断耐力と鉄骨柱のせん断耐力の大小関係の確認は プログラムでは行っていません。 手計算等で確認していただかなければなりません。 文書情報
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