「CR2:柱とそれに接続するはりの種別を考慮した部材種別」にはりの部材種別が考慮されません。 [文書番号 : BUS00722]

概要
層の構造種別がSRC造ではないでしょうか。
質問
「U-4.5 終局時機構図(保有耐力時)」
「U-5.2.1 部材種別図」で
明らかにはりヒンジであるに
「CR2:柱とそれに接続するはりの種別を考慮した部材種別(崩壊形を考慮した部材種別)」が
はりの部材種別となりませんが、なぜでしょうか。
回答
層の構造種別がSRC造の場合、
[保有水平耐力][計算条件][計算条件](UCOレコード)の
「SRC造Ds判定にはりの部材種別を考慮」の指定によります。
この選択があるのは、「2007年版建築物の構造関係技術基準解説書」第1版P382~
昭55建告1792号第1・第5に、はりに関する条件が入っていないからです。
その理由はP385に記載があります。

P385の記述によると、はりはFAランクと考えてよいようにおもいますが、
CFTなどではりがS造の場合ではりのランクがFB~FDの場合は、
はりの部材ランクを考慮して、CR2を決めた方がよいかと思いますので
注意が必要です。



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2012-03-23
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00722
分類: 計算方法


kozoStation オンライン販売 ソフトウェアのご購入は、オンライン販売からご購入ができます。オンライン販売では、10%OFFでご購入ができます。