保有耐力計算の増分解析は、浮上り考慮で行なうべきでしょうか。 [文書番号 : BUS00707]

概要
参考までに記載させていただきます。
質問
保有耐力計算の増分解析は、浮上り考慮で行なうべきでしょうか。
回答
「2007年版建築物の構造関係技術基準解説書」第1版
P304~P310を読む限り、
Ds算定用、保有耐力算定用は
基本的には浮き上がりを考慮せず、
支点の鉛直成分を拘束して行うようでございますので
[保有水平耐力][計算条件][計算条件](UCOレコード)の
「基本条件」タブの「浮上りを考慮する」のチェックをはずして
計算していただければ幸いです。
この状態で、必要保有耐力と保有耐力を確認してから、
他の懸念事項があれば
追加検討として、検討されてはいかがでしょうか。

また、塔状比が4に達しない場合でも
平19国交告594号第4 五の検討を行うのもよろしいかと思います。
「2007年版建築物の構造関係技術基準解説書」P305 P310も
ご参照ください。
参考までに記載させていただきます。
文章に不適切な部分があれば訂正いたしますので、ご指摘ください。
参考
1)2001年版建築物の構造関係技術解説書 6.2.4節(3)2)①b) P237
                           6.2.4節(2)2)②g)) p234
2)建築構造設計基準及び同解説
 (平成16年版 建設大臣官房官庁営繕部監修 公共建築協会 5.5.4節(2)g) p78
3)耐震設計Q&A集 1999年 日本建築士事務所協会連合会 4.4.3節 p64



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2012-03-23
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00707
分類: その他


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