杭の支持力計算時、摩擦力を無視する方法 [文書番号 : BUS00675]

概要
一軸圧縮試験を行っていない場合や液状化の危険がある層がある場合等で、杭の支持力計算時の摩擦力を無視する方法
質問
杭の支持力計算時、一軸圧縮試験を行っていない場合、摩擦力を考慮しないようにしたいのですが、可能でしょうか?
また、特定の層(液状化の危険がある層等)のみ摩擦力を無視する、または低減する等の考慮をすることはできますか?
回答
[土質柱状図]の[土質柱状図]の「ボーリング柱状図」タブの杭周面摩擦力度τを自動とした場合、「N値入力」タブで入力されたN値または、「ボーリング柱状図」タブの一軸圧縮強さquから摩擦力を計算します。

一軸圧縮試験を行っていない場合等で摩擦力を考慮しないようにするには、杭周面摩擦力度τを0と入力してください。

また、BUS-基礎構造Ver.3では、特定の層(液状化の危険がある層等)の摩擦力を無視する、または低減する等の考慮は自動では行っていませんので、液状化の危険がある層の摩擦力を無視する場合も、該当する層の杭周面摩擦力度τに0を入力し、過剰間隙水圧の上昇が予想される層の摩擦力を低減される場合には、杭周面摩擦力度τに低減を行った数値を入力する必要があります。

BUS-基礎構造Ver.3対話入力・操作偏PDFマニュアルpp.140~142
日本建築学会/建築基礎構造設計指針2001年版p.70



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2009-10-08
バージョン: BUS-基礎構造[ver.3.x],
文書番号: BUS00675
分類: 操作・入力


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