「A~Cランク部材の耐力低減係数」αについて [文書番号 : BUS00615]

概要
保有水平耐力計算条件の「A~Cランク部材の耐力低減係数α」について
質問
保有水平耐力計算条件の「A~Cランク部材の耐力低減係数α」の省略時の値は「0.7」で設定されていますが、この設定の出典元は何ですか。
回答
保有水平耐力計算条件(UCOレコード)の「耐力低減係数α」省略時の値「0.7」の出典は、
RC耐震診断基準(日本建築防災協会 平成2年改訂版)の「3.2 保有性能基本指標Eo」にある、
せん断柱、せん断壁のα値(0.7)を参考にしています。
補足
財団法人 東京都建築士事務所協会「建築構造設計指針(2001年版)」改訂6版(2002/3/10)
 「6-5-7構造特性係数(Ds)の決定 (5)フレームの種別の算出」P233
などにも記載があり、上記を根拠としています。
注意
BUS-5Ver1の省略値は0.7となっていますが、 「2007年版建築物の構造関係技術解説書」に従って計算するには
RC造の場合、
[許容応力度等][保有計算-保有耐力計算条件][計算条件](UCC,UCOレコード)の
「計算条件」タブの
「終局時判定条件」を「「層間変形角または脆性破壊の発生」とし、
「A~Cランク部材の耐力低減係数α」を1.0にしてください。



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2008-02-27
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00615
分類: 計算方法


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