ベースパック使用時のコンクリート基準強度(Fc値) [文書番号 : BUS00613]

概要
ベースパック使用時のコンクリート基準強度(Fc値)の扱いについての説明
質問
BUS-5、BUS-3入力データとして地中ばりで使用するコンクリート設計基準強度をベースパックのカタログで指定されているコンクリート設計基準強度以上のもので入力しました。
計算ルート別にどのような扱いとなりますか。
回答
BUS-5、BUS-3ではつぎのとおり扱われます。
丸数字の番号は、「2007年版建築物の構造関係技術基準解説書」付図1.2-25の設計フローにある丸数字をあらわします

(1)ルート1-2、ルート2
柱脚の保有耐力接合の判定…③
→ベースパックカタログのFc値
柱脚の保有耐力接合がNGの場合、地震力のγ倍の検討…④
→ベースパックカタログのFc値

(2)ルート3
保有水平耐力計算実行時
→BUS-5、BUS-3入力データのFc値
柱脚の保有耐力接合の判定…⑦
→ベースパックカタログのFc値
保有水平耐力計算の柱脚部モデル化の確認…⑧
→BUS-5、BUS-3入力データのFc値
柱脚のせん断力の確認、および柱脚部ヒンジ判定チェック…⑨
→ベースパックカタログのFc値

※BUS-5、BUS-3で入力されたFc値がカタログで指定値未満の場合はつぎのメッセージが表示されます。
メッセージ
F6303 ベースプレート下面コンクリートのFc値が製品に規定されているFc値を下回っているため、計算を中止します



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2009-02-04
バージョン: BUS-5[ver1.x],BUS-3[All],
文書番号: BUS00613
分類: その他


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