2方向MSモデル(立体並進モデル・立体モデル)の計算が終わらない [文書番号 : BUS00499]

概要
2方向MSモデルに有効な増分解析の制御条件の項目を説明します。
質問
二次設計のUACレコード(解析条件等)で2方向MSモデル(立体並進モデル・立体モデル)を選択しましたが、いつまでたっても計算が終わりません。どのようにしたらいいでしょうか?
回答
UP1レコード(増分解析の制御条件)で2方向MSモデルに有効な項目は
「荷重増分分割数N」です。
「荷重増分分割数N」の入力値を大きくすることで
1ステップあたりの増分荷重を小さくすることができますが、
それでもダメな場合は、下記の様な方法も考えられます。

部材の塑性特性(UPG,UPC,UPWレコード)で
柱、はりのα3,α4を省略値の0.00001から0.0001に
壁のα3,α4を省略値の0.000001から0.0001に変更する。
降伏後の剛性を少しおおきくして不釣り合い力を処理できるように
するという方法です。
ただし、この方法ですと「5.6 終局時機構図」の塑性化率が1を
超えてしまう可能性があります。



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2007-09-11
バージョン: BUS-3[All],
文書番号: BUS00499
分類: 計算方法


kozoStation オンライン販売 ソフトウェアのご購入は、オンライン販売からご購入ができます。オンライン販売では、10%OFFでご購入ができます。