二次設計のRCの柱はり接合部の計算について教えて下さい。計算について教えて下さい。 [文書番号 : BUS00486]

概要
二次設計のRCの柱はり接合部の計算の
出典、降伏型の判定を説明します。
質問
二次設計のRCの柱はり接合部の計算について教えて下さい。
回答
2001年版建築物の構造関係技術解説書の
「付録1-3.1 鉄筋コンクリート造部材のじん性確保 (5)ルート3 ii)柱はり接合部の構造」
にしたがって計算しています。
柱はり接合部の終局せん断強度式は「付録1-3.2 鉄筋コンクリート造部材の終局強度」の
(付1.3-11)式によります。
梁降伏型、柱降伏型の判定は、BUS-3V2概要編P170「a)塑性ヒンジの生じる部材の確定方法」によります。
「①はりにヒンジができる場合」「②柱にヒンジができる場合」の式がいずれも成り立たない場合、
つまり、はりヒンジ、柱ヒンジを確定出来ない場合は、
「はり降伏型」「柱降伏型」両方の柱はり接合部の検討を行ないます。

BUS-5の場合は、
BUS-5Ver.1概要編P236の
「4.5.5.2 部材種別とDsの判定 ■ヒンジ位置の確定方法」
をご参照下さい。

補足
[保有水平耐力][計算条件][基本条件](UCCレコード)の
「RC、SRC柱はり接合部耐力の検討」により、検討を行なわない事も可能です。
ただし、二次設計のチェックリストにより行なわない場合はその理由を
記載することになっています(4.8RC、SRC造柱接合部の検討)。

BUS-5の場合は、
[許容応力度等(&Q)][共通計算条件(&C)][使用基準・計算ルート・柱はり接合部(&G)](ADS,ACR,APCレコード)の
「RC/SRC造柱はり接合部計算条件」タブの「接合部の計算」です。



文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2012-03-23
バージョン: BUS-5[ver1.x],BUS-3[All],
文書番号: BUS00486
分類: 計算方法


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